2015年10月27日

「人はなぜ死ななければならないのか』を読んでみた

ひとまず、メモするだけの記事なので、時間がない人は読まないように。だったら、公開するな、ということだが、まあいいじゃん。

どんなにテレビを見ても、どんなに美味しいものを食べても、たまに、なんで生きているんだろうって、興味が出てくる。
というか、その問いが一番重要だって気がする。それがわかれば、すべてうまくいくように思える。

タイトルの本を図書館で見つけたので、読んだ。
amazonの書評が下にある。

「人生の意味と目的」を問題にしている第一章のみレビューする(全体は四章からなる)。
時間―空間、現在―過去―未来、有限性―無限性、外部―内部、全体―部分、個―関係、偶然―必然などの古典的概念装置が駆使されていて、それなりに私たちの「心的現象」を上手く説明しているように思えた。
 著者の基本的スタンスは「『人生全体』には、あらかじめ与えられた意味や目的など一切存在しない」(48頁)である。しかし、私たちは、人生の外部から意味づけはできないが、内部にそのつどの部分的な意味や目的を見出している(51頁)。このように「できるだけ日常性にかまかける」(82頁)のは一つの対処療法であり、「生きる意味や目的とは、・・・人生全体の中の個々の部分において、それぞれの人が自ら仮構し、創り出すものである」(83頁)。

書いてあるように、最初の方になぜ死ぬか、より前になぜ生きるか、という章があり、そこだけ読んだのが、
生きる意味も目的はない、って書いてあった。すっきりするよね。

人生の意味は人生の外で決まる。あるいは、人生の目的はその行為の外にあり、それは人生内で規定できないのだ、ということが書いてあった。だから、日常生活を楽しめ、ということらしいが、そうはいかないけど、そうするしかないのかな。

こういう本は買わないけど、図書館にあると読むなあ。選ぶ力が弱まるのだが、そこから出会いもある。

単なるメモになって、すまないね。

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2015年09月27日

映画『桐島、部活やめるってよ』を見た 残酷な学生ストーリー しかし、これが物語の限界か

連休に休みをつけて、9連休。

つけた分の休みは、なぜか胃腸がわるい。罪悪感か、遅延のプレッシャーか。。やばいかな。

まあいい。

とりあえず、見始めたらやめられない。

多少気が散ったが、見終わった話題だった映画。

内容を見た感じで一言で言えば、青春にある、残酷、性、暴力、強者と弱者、淘汰みたいなものが描かれ、後半、崩れていく、というストーリーで、最後弱者に希望を見せる。

きっとカメラワークもうまく、話もうまく、ユーモアもあり、ぐんぐん見せていくが、若干飽きた。

青春といえば、性の春であり、そんなところがやはり根っこにあり、性の挫折、つまり恋の挫折があるが、それだけではなく膨らみがあり、全て描こうとしているところだが、全て見せなくてもいいかもしれない。ともかく、盛りだくさんだ。最後は、弱者、ユーモアが持つ者たちへの讃歌に見えた。

もう一つの特徴は、桐島が不在だということだ。桐島は現れない。内田樹先生も言っていた死者の不在が生者に影響する物語と言えるかもしれない。

そういった構造だと思うけど、面白くみた、というのが結論だし、最後、均衡が崩壊していくところは、カタルシスがあるが、これはガルシア・マルケスの影響があるかもしれない。

面白かった人は、ガルシア・マルケスの、『予告された殺人の記録』を読んで欲しい。

ただし、今回のストーリーはガルシア・マルケスの影響と思ったけど、それを上回っているかというと疑問であり、この話の構造はこれで既視感があり、他の青春を語る方法はないものかと、若干飽きながら思ったのである。

今日みた映画は以下。

桐島、部活やめるってよ(DVD2枚組)

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2015年09月26日

莊子の教えは実践可能か?実践不可能な空論か?

名著43 「荘 子」:100分 de 名著

第一回
言葉の限界。
第2回
やむを得ずの思想。
主体より、受け身のほうが主体的。
計画をたてたり、将来を考えすぎると、今がおろそかになる、直感がおろそかになる、という話。

詳細はこちらを見て、よくできたあらすじだ。
NHK-E「100分de名著」#43「荘子」#1#2あらすじ<更新><☆白星>|ちとちのなとちのブログ

第3回
遊ぶの思想

無意識にできるようになること。それには練習が大事だという話だった気がする。

第4回
万物斉同
すべてのものは等しい、みたいな話。

後半はこちらを読め。あらすじってより、書き起こしに近い。シルバー世代、恐ろしい。
NHK-E 「100分de名著」#43「荘子」#3#4あらすじ<更新>|ちとちのなとちのブログ

話はわかった。

だが、計画するなといえども、会社に行けば、計画しろと言われる。
どうしたらいいのですか?

莊子も、実践方法が不明な自己啓発本なのだろうか?
それとも会社を辞めればいいの?

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2015年09月25日

日曜美術館の第62回日本伝統工芸展の放送の感想を書こうとしたんだけど。。。

いのちを吹き込む匠(たくみ)たち 第62回日本伝統工芸展|NHK 日曜美術館

これみて、いろんな技と思いがあっていいなあ、と思ったんだけど、このブログの文章の価値があるのかな、って迷いました。

以下、工芸展のページですが、本当キレイですね。

第62回日本伝統工芸展-公益社団法人日本工芸会

それに比べて、このブログの文章は美しいか?鑑賞に耐えられるのかな?

単なる自分のための文章じゃないかと思い始めたのです。
価値ある文章とは何か?

ノウハウを公開するわけでもない、面白い話でもない、こんな文章。
今後は省略するかもしれません。沈黙のほうがましかもしれません。

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2015年09月24日

スタジオ・ジブリのドキュメンタリー映画『夢と狂気の王国』を高畑勲監督を見たいと思って、見てはいけない、が、良い作品です

高畑勲監督は、ほとんど出演しませんから。

しかし、うわさ話だけでも面白い。宮崎駿は、高畑勲監督を、性格破綻者と言っていたwww

この映画は見応えがありました。知っていたこともあったけど、やはり特に面白いのは、宮崎駿の要求するところは高いということです。

自分のイメージのなかの、めちゃかっこいい零戦をスタッフに描け、という。もしかしたら、自分でも描けないんじゃないか。そんなものを要求する。スタッフだって、見たことないし。スタッフの一人は、若い昔の監督だったら、描けたのかもしれない、と監督は思っているかもしれないと(笑

理想主義者らしい。そりゃそうだ。作品を作るものは理想を作らないでどうする。
しかし、周りにいたら、無傷ではいられないらしい。守りたいものがあれば、近くにいてはだめで、何か得たいものがある人がいられる、らしい。すごいね。庵野秀明も、監督は周りを下駄だと思っている、と言っていた。やだね〜

映像からもわかるけど、宮崎駿監督はしゃんとするけど、周りはなんかみすぼらしい。そういう求道的なものが必要だ。監督は周りのエネルギーを吸い取るらしいしねwww

そういう宮崎駿も、呪われた夢だと、アニメのことを言っている。正しいと思っても、間違っているかもしれない。それが兵器と同じだという。まあそうかもね。アニメなどエゴかもしれない。

この映画、題材が面白いから、当然おもしろい。鈴木敏夫も面白い。良い仕事仲間を作れ、とか、盛りだくさんに面白いわ。

こういう映画ってうらやましい。この映画で、作者も思考しているのだろう。思考形式を持っていることは羨ましい。思考が何かに定着する。そして、次に行ける。

夢と狂気の王国 [DVD]

監督は、砂田麻美。
砂田麻美 - Wikipedia

エンディングノート [DVD]

この作品が、主な作品のよう。機会あったら、見たいね。

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2015年09月21日

花燃ゆ 届かぬ言葉

長州の奇兵隊などが、明治維新で、解隊され、行き場がなくなった。
反乱となるのだが、明治維新政府に鎮圧軍を派遣(指揮:木戸孝允)で、反乱軍は敗北、処刑された、という悲惨な回。明治維新のために働いた奇兵隊などが、明治政府に鎮圧される。奇兵隊などは、もともと行き場のない農家の次男以下から構成されていた。

誠意をもって対応したものが、時代の流れによって、裏切られ、命まで奪われる。
集団に尽くしたが、その集団から追放される。

このあと、爆笑問題の過去探検記録|NHK「探検バクモン」をみたが、以下の内容で、使い捨てにされたように見える労働者と同じ構図を見たのである。

大阪のあいりん地区、通称“釜ヶ崎”。日本一の高層ビル・あべのハルカスから1キロ、0.3㎢のエリアを指す。
そこで暮らす2万人の労働者は全国各地の建設現場で日雇い労働に従事し、ニッポンの高度経済成長を支えてきた。1960年代には頻発する暴動で知られたが、長びく不況の時代、ホームレスとなる人も増え路上死も相次いだ。さまざまな変化がある中で、それでもかつての労働者たちの多くはいまも「終の棲家」として、この町に住み続けている。釜ヶ崎を訪れた爆笑問題は、日本最大の日雇い労働市場である「あいりん労働センター」で、業者と労働者が直接面談して雇用契約を結ぶ仕組みを知る。センターでは、“たずね人”の掲示板や炊き出しに並ぶ長い列、結核の検診など厳しい現実も次々と目撃!釜ヶ崎在住55年の元労働者からは「元祖ブラック企業」ともいえる暴力飯場の実態を教わる。釜ヶ崎の労働者たちの暮らしに触れ、生々しい経験を知ることで、日本の資本主義を底辺から支えた日雇い労働者がたどった道のりと今後を考える。


好景気がすぎれば、日雇いの仕事は無くなる。

これは企業はいいが、個人は不幸になる。その構図は、明治維新の長州藩の隊士の構図と全く同じではないか。

ぼくは、この歴史の仕組みは、しかたない、と思いながら、個人の精神の苦痛に、耐えられない。こういった問題を解決しようとすることは有意義なことであり、頭脳を使用する価値のあることであると思う。

何か方法がいまあるわけではないが、ここに記録しておこう。

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2015年09月18日

細野晴臣のアルバム『Heavenly Music』はいいですね

まえに『HoSoNoVa』いいね、って言った。

細野晴臣の『HoSoNoVa』、よくなってきたオジサンの音楽: テレビ中毒者のテレビを見た感想


これじゃな。

しかし、最新作の『Heavenly Music』もいいよ。

てか、最新作じゃなかった。一個前。

以下の曲とか。



ひょうひょう、と。いいでしょ?

他には、しぶいし、かっこいい曲もあるよ。大人の怖さとか本気を聞ける曲もある。

最近、こっちきいてます。おすすめ。


Heavenly Music
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2015年09月12日

漫勉おもしろいですね 東村アキコの回

http://www.nhk.or.jp/manben/
これです

プロフェッショナルは見飽きて、医者とか獣医師の回は削除しようとしてた。
展開はもう同じなんだから。

情熱大陸は、剣道日本一最年少。おもしろいけど、どこが面白かったか?

漫勉は、浦沢直樹が漫画家の漫画を書く作業風景にせまる。

てな、文章を書いていると、疲れる。

プロフェッショナルの変奏曲とも言える。漫画家はやり方がばらばらだってよ。

それは面白いな。医者もばらばらなのか。なら、プロフェッショナルは面白いけど、医者は同じに見えてきたから、もう見なくていいだろう。恐竜研究者でもそうかもしれない。

漫勉は、引きこまれた。自分もまんがを書きたいなと思っていたところ。
iPad proみてたら。だけど、紙でかけるよな。

いやあ、しかし、面白い。
線がはやいとか面白い。

数時間でも何枚もやっつけちゃうwithアシスタント

けっこう やっつけ。しかし、締め切りなんだしね。

でも、不満を持たせず読者に読ませちゃうのがすごい。
ワコムタブレットほしい。

まずペンで書けってはなし。

昨日タモリ倶楽部何の話だっけ?

爆笑問題は、奈良国立博物館だった。

タモリ倶楽部は、なんだけ?

記憶力がない。

そうだ思い出した社史だ。

すごろくとか面白かった。

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2015年09月11日

細野晴臣の『HoSoNoVa』、よくなってきたオジサンの音楽

昨日彼女がなんだか酔っ払って絡んできたので、いやだったのですが、そういうときは、まったりした音楽がいいと思うのですよ。

細野晴臣はYMOのメンバーで、YMOとか坂本龍一は聞いていたのですが、前に聞いたかもしれないけど、あまりかっこよくなくて、無視していました。ボーカルだってしぶいけど、華やかでないし。しかし、今聞いてみると、すごくいい。



ぼくが年をとったせいか、つかれているせいか。いやされるというか、落ち着くというか。

余分なものがない。

古くもないのかもしれない。どこが新しいかはわからないですが。
ご機嫌ってところがまずいいですね。

昨日はぼくが、つかれて風邪をひいて、のどがいたかったせいもあるけど、まったり生きていたいものです。

ひょうひょうと、ユーモアをもって、軽く、的確に。

そんな風に生きていきたい。

そんな音楽が細野晴臣の音楽じゃないかな。



HoSoNoVa



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2015年09月08日

大河ドラマ 花燃ゆ 『高杉晋作の遺言の感想』 

高杉晋作は幕府軍を破ったが、結核で死んでしまった。
そこで、子どもを育てよと、次の日本人を育てよ、と、みわに言う。
その意味は、松下村塾の気持ちを伝えよ、ということだ。

みわは、単なる視点としての役割であり、男たちのドラマを見ている(視聴者と一緒にみている)、とおもっていたら、ついに、伝統を継ぐのは、みわ、だということになった。

このドラマはほんと異色で、主要な登場人物がほとんで死んでいく。テーマは、伝える、ということだろうか。伝えるものは、命の使い方だ。それぞれに使い方は違うが、松蔭の問うていた命の使い方は、自問自答されていく。

ぼくは、命の使い方は、考えられているだろうか?、と問われる。それはいいことだ。考えていなくても、命は減っていく。減るものだから、使ってしまわなければもったいないよね。
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2015年08月17日

大河ドラマ花燃ゆがほんと、いいですね 『花になるために』の感想。

花燃ゆは泣いてしまった。
今回はお父さんの体調が悪いということで、新しい跡継ぎの守役との両立に悩むが、大奥の人たちが気を利かして、里帰りさせてくれるという話。と一緒に、椋梨の失脚の話。

大奥の人たちもいいし、長塚京三の演技がよかった。
暖かい家庭をみて、なんか泣いてしまった。
井上真央ちゃんが凛としてていいな。そこかなあ。

椋梨の話も並行して語られるからよくて、単純じゃない。椋梨も、民の営みのためにやったといった。新しい若者の日本のことを思う気持ちと、椋梨のやったことも、思いは同じだが、状況認識が異なった、ということのようだ。

結局、椋梨の失脚も、高杉晋作らの武力によるところが興味深い。武力で新しい時代がくる。新しい時代のためには武力が必要だったのかもしれない。それは現代でも続いているのかもしれない。そして、犠牲があった。

ワンピースもヴィデオのみた。
コラソン(コラさん)がいいね。
これも熱い話だね。

タモリ倶楽部いっしょにみた。
稀なケースの医療ってことで、耳に虫が入った場合の対処から、シモネタに流れていくが、面白い。
自分あほなんで。
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2015年08月11日

なんのために働くのですか?

【IBMを48歳でリストラ】「一週間後に辞めてくれ」と言われ、次の一歩に踏み出して得たもの | CAREER HACK by enjapan

48歳でリストラとか、外資こえーーな。

とか思ったけど、まあ、病気になって働けなくなるかもしれない。だから、外資にかぎらず、ピンチはくる。失職はくる。

新井和宏(2015年5月11日放送)| これまでの放送 | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀

こちらは、巨大ファンドで、プログラマやってたけど、バグが出せない重圧で、病気になった。
その後、社会的意義がある企業を応援するようになった。



どちらの例も転機があり、自分の生き方が変わった。

自分のすべきことが、わかった、というべきか。お金ではない、ということ。

前者のカッチャマンは、それまでの仕事がもとになっている。後者の新井も、これまでの仕事をもとに、方向を定めたので、全くの断絶があるわけではない。

まず働いてみて、仕事の方向を変えたというべきか。ピボットと言ってもいいかもしれない。
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2015年08月03日

命がけの伝言 大河ドラマ『花燃ゆ』感想 または、死者の思いを生者が継ぐことについて

今までの主要人物の8−9割が命を落とすという、異常な大河ドラマ『花燃ゆ」です。
花燃ゆというタイトルがぴったりですね。花が燃える。なかなかいいタイトル。

昨日は、幕府恭順派の椋梨が権力を握り、小田村の兄を斬首するという怖い展開で、小田村自信も斬首というところで、牢屋の番人が気を利かせて、延期したところで、高杉晋作挙兵みたいな、ビジュアル系の会でした。よくできたドラマじゃ。というのも、その前に、みわが、先輩に椋梨に毒を盛れという罠をかわしている(毒を盛るという情報は椋梨に伝えている)し、その後の、みわの小田村を助けて、という椋梨への直訴が、感情にも訴える展開のあとの、つまり、小田村の斬首はもう避けられないかという展開からのばーん、高杉晋作が挙兵です。かっこ良すぎる。

小田村は明治時代も生き残るというのは、前にも最後のコーナーでやってたから、少しつまらない。だいぶつまらないが、高杉晋作はほとんどいない生き残り、というか、松下村塾の、主要なメンバーでただ一人生き残りで、吉田松陰、久坂玄瑞らの気持ちを継いでいるという意味では、死者がそのまま復活してしまう映画よりも高度なドラマだと思う。

大河ドラマ『花燃ゆ』は志に関するドラマだし、継承や引き継ぎに関するドラマだし、死に関するドラマだし、死者に関するドラマだ。

死者の思いを継ぎ、生者はまた死者になっていく。

それは、当時の松下村塾の塾生や幕末の武士だけでなく、現代でも言えることではないか。
当時の武士は、何かを成し遂げることが大事だった。椋梨は、家の存続こそが第一目的だが、松下村塾のメンバーは違う。日本を守ることだった。若干それは、肉体を伴わぬ、思念的にも思えるが、それがこのあと、日本を変えるのであれば、それは結果的には思考の暴走ではなかったと言えるのだろうか。

ぼくは、この前の回で、おはぎをみわが作る回で感心した。人間というのはこうつながるのか。吉田松陰に作ったおはぎを、毛利家嫡男の妻が食べている。こういった、関係性、とても薄い関係性であっても関係である。こういった関係性のもとに、ぼくらは生きている。繋がっていないわけではない。現代でも、そうだ。志を継ぐだけが繋がりではない。親子や兄弟だけが繋がりではない。そう思えた。

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2015年07月16日

芥川賞の又吉氏を気にせず、大河ドラマ『花燃ゆ』の『泣かない女』について感想を書こう

又吉氏の芥川賞受賞に驚き、内容は読んでいないが、読みたい、羨ましいと思った。こんな薄い文章を書いている場合ではないのだ。文章はもっと考えて書くべきだと思いつつも、雑談としての文章もある、のだろうと思う。文章を手で書いているのだが、書いている速度が遅い。書く速度と思う速度が違う。どっちが本来かと考えると、きっと書く速度なんだろうな。

大河ドラマだけど、なぜか、大奥編が始まった。田中麗奈がでてきて面白い。松坂慶子がでてきて、いい演技だな、いい声だなと思う。誤植しても気にしない。と思ったが、誤植は気にする。この回はおつかい編だったな。良い服を、高杉晋作のもとに送る。褒められるて、女中になる。名前が与えられる。千と千尋みたいだなと思った。名前は奪われ、与えられる。しかし、一番気になるのは、杉文が藩を窮地に追い込んだ久坂玄瑞の妻だということを言いふらした描写だ。おそらく言いふらしたのは先輩女中だと思われる描写だが、その女中である。一重まぶたで、いかにも意地悪そうな女中なのだ。こんな配役は非常に違和感があった。あまりに思考がないと思う。主役はぱっちり二重です。意地悪だから、一重とか、それっぽい顔ってのはあまりに思考停止を思わせ、ドラマどころではない。そういうぼくが一重だからかもしれないが。それは演劇の伝統かもしれない。古代ギリシャから、美男美女が俳優だったかもしれない。こんなこと批判しても仕方ないかもしれない。

一方で、本当に良い回だと思っていたんだよね、実は。主要な登場人物は8−9割は無くなってしまった。杉文と、高杉晋作の再会は、SFっぽく感じた。主要な登場人物がこれほど死んでしまうドラマはあまりないだろう。なんだか、この世でない雰囲気がした。しかし、登場人物は、死者を意識して、生きているのだ。視聴者も一緒だ。登場人物にチカラがみなぎる。それは死者のチカラである。

そんな回だからこそ、変に気がそれたくなかった。では、どうすればよかったか。
意地悪な人も美人にすればよかったんだね、きっと。きっとそんなことは無理だろうけど、若村麻由美の役は単純じゃなくて好きです。
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2015年07月08日

ワンピース78巻の感想でも言わないかんな よかったとこ、いまいちなとこ

まず、77巻を読み返す。

コラソンのエピソードだぜ、非常にいい。コラさん、熱いよ。
ドジで熱い。ローとのエピソードが非常にいい。

いい人は、静かなものだ。コラさんは喋れないふりをしていた。

話はほとんど忘れていたので、2度楽しめる。

尾田栄一郎のワンピースがすごいのは、ドフラミンゴのエピソードで、ただ天竜人が迫害されただけでなく、ローも迫害も受け、さらにコラさんのエピソードも、作るところだよ。

話に厚みがある。ドフラミンゴの迫害だけでは、ドフラミンゴの人物造形がツマラナイ薄いものになるだろう。
ローの話もあって、厚みがでて、ローがなぜ、ドフラミンゴを狙うのかで、コラさんが出てくる。相当厚い話なんで、語るのに時間がかかる。映画では無理な話の尺かもしれない。

あー、ブログ書いていると、いろいろ気づくなあ。

アニメも単行本を追って、テレビで見てるです。
面白いのは、バイオレットの能力と、ウソップの能力の組み合わせで、シュガーを狙撃するところだね。前から言っているけどワンピースは能力の相性とか、が面白い。ドラゴンボールは、能力は数値でしかない(ほら戦闘力は数値だ)。ワンピースでは上下だけでなく、戦闘に相性がある。能力の相性の話は面白く、さらに組み合わせになると面白い。最近の、ロー&ルフィ VS ドフラミンゴの話がそうだよね。

さて。

最新刊78巻だが、あまりおもしろくなかったのは、ルフィVSドフラミンゴの単体の戦闘だ。眠かったので、そんなのあったか知らないが、そういう印象が残った。風船的能力は、あまり漫画で面白さが伝わってこなかったのだ。

面白かったのは、鼻水たれているあいつ、なんだっけ?しつこいやつ。そうだ、トレーボルが実は、ここからネタバレだが、実は痩せていて、パンチが当たらなくて、なんで?ってところで、謎解きが抜群に面白くて、頭脳が刺激されつつ笑ったので、ぼくには相当高度なエピソードだった。

ということで、77巻、78巻、全体としてはすげー面白い。まあ、ドフラミンゴは倒されるだろうけど79巻が楽しみっす。


ONE PIECE 78 (ジャンプコミックス)


ONE PIECE 77 (ジャンプコミックス)
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2015年07月05日

大河ドラマ『花燃ゆ』『妻の戦い』は異常回ですね

久坂玄瑞があっけなく京で、自害した。
よく知らなかったけど、そういう歴史だったのか。朝廷をめぐる権力争いで、長州が、会津、薩摩と戦い、負けたのだ。

ほんとあっけなく登場人物たちが、命を落とす。久坂玄瑞もあっけないくらいで、ドラマの描写も少なかったが、人間の人生などそういうあっけないものかもしれない。

そして、知らせを知った杉文だが、奥で働き、周りの登場人物たちがなぜ死ななければならなかったか、知りたい、とドラマの後半でいう。今日は展開早すぎるぜ。なんだか異常な回で、杉文もどうかしてしまったと思えるかの心情描写が、異常でよかった。

なんだか高杉晋作以外の登場人物がほとんど死んでしまった。ものすごい青春ドラマですね。久坂玄瑞は25だったそうだ。次回は大奥イジメみたいな、田中麗奈と、わけわからん、展開のこのドラマはかえってリアルに感じられる。また次回も目が離せない。
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2015年07月04日

大河ドラマ『花燃ゆ』は死の香り

なんだか来週の予告で、久坂玄瑞が戦場のようなところで、
「まいるぞ!」てなことを言っている場面があった。

命を落とすのだろうか。

京都に攻め入って、いつ命を落としてもおかしくない状況に見えるし、新選組に同士がやられたりした。

最初から、吉田松陰の死の予定とともに始まったこの大河ドラマは死の臭いが充満している。
どのように、登場人物たちが、命を落とすか。

そういう観点で、無意識のうちにみている。

そういう意味で、このドラマは、極めてエロチックなドラマと言える。

最初は、青春活劇かとおもったが、予想外にも青春ぽくない。それがわるいかというと、そうは言わず、むしろエロチックな大河という意味で、見たことがないので、新鮮である。

このドラマに悪役はいないように見える。

藩の重役たちも、反対勢力だが、悪役ではないように見える。悪役と思われた人物たちも、味方になったり、実は藩の行く末を気にしていたり、悪意はない。

こうも人が命を落とす。それは時代の転換点特有のものかもしれない。エネルギーの渦巻きのなかで多数の人の死が起きる。そこに悪意はないのである。

こういうドラマはなかなかない。高く評価したい。


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2015年05月18日

大河ドラマ『花燃ゆ』は青春ドラマだが、モヤモヤする理由

大河ドラマ『花燃ゆ』の
『松蔭、復活』の意味は、藩主も松蔭の生前の言葉が聞きたいと言い、
松蔭の罪が許され、松蔭の志を継ぐ若者たちが藩の実権と持ちはじめ、
子どもたちも松蔭の書を読み始める、という意味。

復活、というと、言い過ぎの気がするが、
死者が、言葉という形で、生者に語りかけることは可能だという話。
その話は、なんだか嬉しくなる話だった。
脱線すると、高橋源一郎の『ニッポンの小説』によると、
戦後、生者は死者の声が聞こえるといって、
死者の声を間違って代弁してきたのではないか、という説だった。

ところで、『花燃ゆ』の違和感は、
やはり攘夷論者の長州藩が主であり、その方法が
外国人を武力で追い払うことにある。

先週は、魚屋が、幕府寄りの藩の家老に斬りかかった。
今週は、主要な人物が、イギリス公使館に放火。

今の時代でいうテロ行為。
今の時代では、よくない行為とされているため、人物たちに感情移入できない。

ドラマ中で、長州藩はそのときの価値観で、主要な人物が、盛り上がっている。
もちろん、それでいいのだが、
その価値観は、現代と異なるため、盛り上がっていても、
視聴者は、その志に合意できない。

吉田松陰も、攘夷論者だったように描かれたので、
その知の限界を感じてしまう。
このドラマは、攘夷から倒幕、明治維新に進むので、
このもやもやは解消されるだろう。
時代の流れのなかで、進む道が決まっていく。

だけど、しばらくは、モヤモヤしたまま、熱い(ように描かれた)ドラマが
続く。
感情移入できない視聴者はほかにもいるだろう。
しかし、そのモヤモヤのなかで、このドラマが熱く進行していけば、
見たことの無い味わいがある、のではないか。

そういった複雑な感情はあまり描かれることはなかったのである。

『龍馬伝』では、その龍馬の描いた構想は、民主主義や男女平等など、
今の時代と似た価値観だった。だから、さわやかに感じた。
そういえば、土曜日のテレビで、薩長同盟の場に龍馬がいなかったことや、
薩長同盟の文書が残っていないことなど、やっていた。
龍馬もつくられたキャラクターらしい。
『龍馬伝』の龍馬はすごい人だなあ、と思ったものだが、
後世の想像力かもしれない。
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2015年05月09日

今井雅之さんの大腸がんの会見をみた感想、あるいは、僕らの人生はモノになること

今井雅之という俳優は何となく知っていた。出演作は知らなかった。
Wikipediaを調べると、映画『彼女が水着に着替えたら』や『静かな生活』に出演だとのこと。

会見をみた感想として、下のyoutubeの感想欄に医者の発見が遅れた、医者がひどい、などとあるが、ぼくは別のことを考えていた。



今井雅之は会見の中で、演劇『THE WINDS OF GOD』について多く述べている。Wikipediaから引用する。

THE WINDS OF GOD(今井雅之脚本・演出・主演) - 平成3年度文化庁芸術祭賞(原作・脚本・演技)受賞
1988年に初演から数十回にわたり再演をしており、海外(ニューヨーク、ロンドン、ハワイ)での公演も高い評価を得ている。2005年は今井雅之主演の舞台、DonDokoDonの山口智充とV6の森田剛出演によるテレビドラマ、ハリウッドで全編英語脚本・日本人キャスト・スタッフによる映画制作がされている。


今井雅之 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%8A%E4%BA%95%E9%9B%85%E4%B9%8B

『THE WINDS OF GOD』は、今井雅之の代表作と理解した。
テレビや演劇等の出演のなかで、唯一、繰り返しているからだ。

そして、がんと闘う今でも、出演を願う。
末期がんということは、今は、残り時間が意識されている時だろう。残り時間を何に使うか、何をすべきか一番考える時期だ。

実現はしていないが、選んだのが『THE WINDS OF GOD』。
残り時間を『THE WINDS OF GOD』のために使いたい。
『THE WINDS OF GOD』を演じるために使いたい。

実現すれば、残りの人生は過ぎ、『THE WINDS OF GOD』が残る。
つまり、人生は、『THE WINDS OF GOD』に変換される。

これは残り時間が強く意識された人だけじゃなくて、一般の人でもそうだろう。
有限な人生は過ぎていき、無くなり、ぼくらの生きた痕跡だけが残る。

それは、仕事かもしれないし、遊びかもしれない。
その痕跡は、文章、設計図、動画、写真かもしれない。

今井雅之の場合は、演劇『THE WINDS OF GOD』の上演だ。
それは、映像として残るし、観衆の記憶に残る。

今井雅之の会見をみて、
ぼくらの人生は、人間の人生が、あるいは、人間が、モノに変換されていく過程なのだ、
と感じた。

そういえば、フリスビーの発明者は、死後フリスビーになったんだっけ?(笑

遺族は遺言を実行し、ヘドリックの遺灰とプラスチックを混ぜ、遺灰入りのフリスビーが1000枚作られました。
2枚セットで200ドルという値段に関わらず、あっという間に売れてしまったんだそうですよw

フリスビーの裏話w - 素敵な人生(にゃんこ先生がお届け)
http://sutekiniikiru123.blog.fc2.com/blog-entry-189.html?sp

さて、ぼくは、どんなモノになろうか?


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2015年04月28日

『大河ドラマ 花燃ゆ』の『松蔭、最期のことば』について、もう一回感想を書く

前、どんなことを書いたか忘れた。
確か、井伊直弼の判断の描き方が不十分だって書いたと思う。

日にちがたつと、また別の感想を持つ。もしかしたら、後のほうが脳の思考が整理されて、大事なことが残っているのかもしれない。

Macのメモに以下のように書いてある

松蔭、志が体を抜ける
志のために死ぬこと


何が言いたいか
松蔭は志のために身を滅ぼした、
ということだろう。

それが、肉体を魂が抜けていると思った。

まあ。

見直すと、ぼくらだって、今していることで、生の時間は刻一刻と減るので、
いましていることに、身を滅ぼしているといえる。

現在に命を賭けているのだ。

そういう意味では、松蔭の死は、ぷっつり、なので、わかりやすいが、
ぼくらだって、徐々に死んていて、プチ死んでいる。

人生っていうのは、どうせ、死ぬのだから、
その人生を、命を、何か別のものに変換しているだけだ。

いま、ぼくはぼくの命をこの文章に変換している。
命は減って、文章が増える。

当たり前で、この思考はアホかもしれないが、
普通は、命はあるところまであって、そこまでは自由というか、
無駄もできて、残り少ないと意識するとそこから、大切な生を使って生きる、みたいな感覚になるのではないか。

病気になったりすると、残り時間をまじめに考えて、使い道を考えるが、健康に見えている今だって、本当は同じで、命の減少が見えないだけだ、と思う。アホみたいな思考だ。

しかし、アホなぼくには、この文章で、意識的になることは大事だ。

何かの打ち合わせに出るのは、自分の命と、打ち合わせ(の成果)を交換しているのだ。

病気かなにかで、死ぬ直前の2時間と、打ち合わせの2時間は同じ長さのはずだ。だから、同等の価値を持つはずだ。

だから、ゴールデンウィーク明けの打ち合わせに出席するわけにはいかない。
なぜって、役割が明確でないからだ。

また、今度の飲み会は真に行きたい店にいかないといけない。
あるいは、飲み会など断ってしまえばいいのだ。

なんだかおかしな方向にいくが、井伊直弼の描き方がどうのこうのという、前回の感想よりは、ましなものだ。ぼくにとっては。



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