2016年05月21日

日曜美術館 安田靫彦の回の感想

内容としては次のサイトがよい。

日曜美術館「安田靫彦(ゆきひこ) 澄みきった古(いにしえ)を今へ刻む」 - NHK
これはよいまとめです。全ての内容が文字で起こしてある。

「日本人は元来、調子の高い澄みきったものを好みます。幾本の線で現したものよりも、その中の決定的な一本の線で現したものを尚びます」

安田靫彦の線はすっきりしています。線も一本。清潔感があります。

線一本。しかし、その裏には、たくさんの調査と、綿密な下書きがあるのです。

安田の方向性は、法隆寺の壁画をみたときにきまったかもしれません。

法隆寺金堂壁画です。安田靫彦は弁当持参で金堂へ通い、暗がりに浮かび仏の姿を夢中で模写しました。安田靫彦は古の芸術に永遠の輝きを見出しました。新しい時代にむしろ古典の中に無限の可能性があるのではないかと自分の目指す方向を確信したのです。しかし2年の予定だった奈良滞在の途中で結核を患い9か月で断念。療養の日々を送ることになりました。

そこから探求が始まりました。そして、その結果、見たこともない絵ができました。新しさに到達しました。それは、ただ新しいだけでない。美しかった。そして、静かだった。

そういった要素の集まりとして、安田の作品は、美術史に残ることになったのでしょう。そして、今でも我々がその美しい絵を見ることができます。

posted by 大河ドラマ『真田丸』感想を主に書くブログ at 15:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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