2016年04月03日

ザ・ノンフィクションの天野貴元の回をみて、自分の行き方を考えた

末期がんの人が将棋に打ち込んでいた。テレビを見たら、そうみえた。

天野さんは元奨励会で、プロにはなれず、それでも将棋を続けていたが、がんになってしまったらしい。

天野貴元アマチュア棋士が年齢30歳で舌の口腔がんで亡くなった闘病生活をザ・ノンフィクション生きて天野貴元30歳で公開【画像】 | 独女ちゃんねる

ここが詳しい。

天野貴元さんは、子供のころから父親の影響で将棋に触れ、6歳で羽生善治名人も所属した八王子将棋クラブに通い始めた。このころから将棋の才能を発揮し、10歳でプロ棋士養成機関「奨励会」に入会し16歳で三段に昇段した。いまや前人未踏の将棋の七冠を達成した羽生名人に「天才少年」と呼ばれるようになる。

しかし、自分の才能を過信し、将棋熱が冷め、プロ棋士になれる才能を持ちながらも挫折、自堕落な生活を送るようになり、プロへの道をあきらめることになる。アマチュアに甘んじ、荒れた生活を送っていたある日、悲劇が襲う。

27歳になった時、舌がはれ上がり、うまく喋れなくなってしまう天野貴元さん。病院で診てもらうと口腔がんと診断され、舌のほとんどを除去をしないと助からないと告げられる。

悲劇と認識してしまう。あるいは、自堕落な生活の結果の悪い結果と思ってしまう。
どうも人間はストーリーに現実を当てはめたがるようだが、ぼくは心が死んでいるせいか、プロになってもがんになったかもしれないなあと思う。この認識から得るものはない。

得たものは?テレビで見ていると、最後の日々に天野さんは将棋にひたすら打ち込んでいた。
他になかったのかもしれない。

その真剣な眼差しこそ、人間が生きる理想形に見えた。
歩くときは視線は険しく、体調が悪くても対局になれば、それは思考している人間の澄んだ眼差しになった。

将棋にどれほどの価値があるかはわからない。コンピュータが人間に勝つ時代が来ている。

がんに侵されても、将棋指しの表情は非常に美しかった。

そのように生きてみたい。

正直に生きたい、逝きたいと思った。

posted by 大河ドラマ『真田丸』感想を主に書くブログ at 15:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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