2013年08月18日

感想:第33回 「尚之助との再会」|NHK大河ドラマ「八重の桜」 変化が無い登場人物たち、ある意味

第33回 「尚之助との再会」|あらすじ|NHK大河ドラマ「八重の桜」
http://www9.nhk.or.jp/yaenosakura/outline/story33/

ですが、東京に行く機会があり、八重は尚之助と再会したのでした。

尚之助は旧会津藩の罪をかぶって裁判中であり、八重は京都で日本初の公立女学校の職にあるため、いっしょに戻ることはできず、いつまでも待つと約束するのですが、新島襄と結婚するはずで、今後どうなってしまうのか、興味津々です。

しかしですよ!

あらすじサイトに

尚之助が斗南藩のために罪をかぶったことを知った八重は、東京の彼のもとに急ぎます。このシーンを振り返り、「とにかく悲しくて涙が止まらなかった」と綾瀬さん。しかも、その日は長谷川博己さんの撮影最終日とあって、綾瀬さんはずっと泣きっぱなし。止めどもなくあふれる涙に、横にいたスタッフもびっくり!


って書いてあって、撮影最終日って、、終わり?尚之助どうかなっちゃう?ねたばれがひどいよ、公式サイト。

なんというか、おもしくみるためには、サプライズが必要なのに、
番組の宣伝に一所懸命で、ねたばれに無関心に思えるけど、どうかな。。少なくとも謎を残したねたばれにしてください。

ところで、八重もかくまも、なんだか、日本のため、新しく仕事をもりもりやっていて、明るい雰囲気でいいんですが、なんだか、変化がないな、と思いました。

むかしは、会津のためにがんばって、藩がなくなったから、日本のためにがんばる。人としてはこれできっといいのですが、自分の属する国のため、にがんばる、とにかく、がんばる、ってのは、基本的な思考が変わってなくて、人間ってそういうものか?、って思う。

こんな感想を持ってしまう私がどうかしているかもしれないけど。。。

結局は、属している組織のためにがんばった!間違いはなかった、みたいな歴史観ですね。

宮崎駿の映画『風立ちぬ』でも、そうだったわけですが、主人公は時代のなかで、懸命にがんばる。
そういう意味で『八重の桜』も『風立ちぬ』も、状況のなかで、がんばる点では共通なわけです。劇中そのなかで、反省はありません。

反省はあるのかもしれませんが、描かれていません。思ったのは、八重もかくまも歴史を勉強していないのか?ということです。かくまは読書家ですので、きっと勉強しているはずです。歴史に関するせりふ、思考がないのは、人物が自分を歴史のなかにおいて相対化できない、別の言い方をすれば、客観的に自分を見れないことを意味します。だから、人物の思考が単純に見えてしまうのかもしれません。

宮崎駿はインタビュー等でよく「力を尽くせ」と言っています。
時代のなかの人物は、歴史を知っているかもしれないけど、自分の知識をもとにベストを尽くすしかないので、そのときどき信じる道を進むしかないわけで、宮崎駿も、進む道を決めたら、力を尽くせ、と言ってるかもしれません。

わたしたちはそれができているのだろうか?何かに力を尽くせているだろうか?それは単にお金持ちになるとか、自分がよければいい、という目標ではないだろうか?他にもう少し広がりのある目標はないだろうか?

ぼくは、今生きている時代の枠組みに馴染めないでいます。このなかで、がんばろう、とか、これに力を尽くしたい、とか、思えることが見つかっていない。(ちょっと疲れているから、そう思えているかもしれません)

目標を失った時代、あるいは、目標が多様化した時代に、世間とか、社会に疑問を持った時代に、『八重の桜』や『風立ちぬ』は、耐えうるドラマかというと、さらに新しいドラマがあってもいい気がします。それはもっと、その時代より古い歴史への言及があるドラマのはずです。

もちろんどちらのドラマも映画も興味深く見ました。
『風立ちぬ』は、ネットやメディアではあまり触れられていませんが、やはり夢のなかや現実の飛行のシーンのアニメーションが非常に美しく一級のものであったと思います。

今日ぼくがたどり着いたキーワードは、その時代より古い歴史への言及があるドラマ、ということになりそうです。

posted by 大河ドラマ『真田丸』感想を主に書くブログ at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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