2016年04月24日

大河『真田丸』の『表裏』の感想:秀吉一族の描き方がよく考えれているな

真田信繁が大阪に取り残され、馬廻衆になる、秀吉の。護衛だ。
そこで豊臣家が描かれるのだが、それが美しい。
滅びの影があるようだが、美しいのだ。

鈴木京香、秀吉、茶々、豊臣秀長、豊臣秀次、加藤清正。
だれもが分相応でない境遇で、困っていると描かれる。
農民の出には、権力者の座は難しく、一族で、助けあって生きてるという描写だ。

それが、みな下手なのだが、美しい。豊臣秀吉の笑顔は、どこか滅びを感じさせるのだ。

茶々は悲しみの感情を捨てたと描かれた。竹内結子が演じるが、その屈託のなさは美しい。

竹内結子がこれほど美しいとは、民放ドラマを見ない自分は知らなかった。

テーマをもって豊臣家を描くNHKと脚本家の態度は素晴らしいし、その描き方は、毎回の大河ドラマで進化していると思う。あっぱれだ。

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2016年04月23日

カラバッジョ、青山義雄 日曜美術館で

何も書かないとか、いいなあ

でも、日曜美術館をみて、書きたくなる

カラバッジョは国立西洋美術館でみた
集中力がすごい

闇の中に描写が浮かぶ
カラバッジョは、良い画家は現実をきちんと写しとることができる
といった

その闇は、故郷の絵の伝統だという。これは日曜美術館独自の説明だった。展覧会だけではわからない。

マグダラのマリアは、後悔なのか、気付きなのか、快感なのか。
ぼくは性的なものを感じて、それを口にできず、あの作品を名作だと言ったのではないかと思う。

黒、白、赤。
あまりにも美しい絵であり、色合いは、普遍的なものかもしれない。日本でもその組み合わせはあるだろう。

闇は教会での展示を意識しているというが、それは、わかっていた。

闇を光のなかで描く。その光は闇に囲まれている。
描かれた闇は、性的なのではないか。
そう思った。

青山義雄 作品一覧 | 銀座画廊おいだ美術 絵画販売・絵画買取

100万円なくても買える。買わないが。

こちらはアートシーンで。マティスが認めたとのこと。
鮮やかだ。

文章という道具は表現力が低い。あるいは、ぼくの描きたいものに遠いのではないか、
そういうワガママな思いが浮かんでくるほど、美しいのだ。

明日はNHKスペシャルで若冲だな

NHKスペシャル 若冲

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2016年04月16日

2016年春のEてれ 興味のある番組は蛭子さんの『10min ボックス テイクテック』ですね

以下のサイトでeteleの新番組チェック。

大人も見たい!Eテレの新番組♢Eテレ新番組まとめ |NHK_PR|NHKオンライン

トップに蛭子能収の写真があるが、おいらもこれがオススメだ。

蛭子さんが語るテクノロジー

身近にあふれるさまざまな機械や電子機器。でもそれって、中身はブラックボックス状態ですよね。それらがどんな仕組みで動いているのか、その構造にはどのような役割があるのかなどを学んでいく番組が
「10min ボックス テイクテック」です。テクノロジーを実際の「道具」として使いこなすための、スキルやヒントを学べる10分間。ナレーターは漫画家でタレントの 蛭子能収さんです。

これは録画して暇なら見れば良いし、優先度が上がらなければ削除すればよい。

放送時間はこれ。

「10min ボックス テイクテック」
4月7日(木)から毎週木曜 [Eテレ] 後3:30
【ナレーション】 蛭子能収

厚切りジェイソンのプラグラミングは、ぼくはプログラミングはまあまあできるので、スルー。

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2016年04月12日

2016年、春の番組時間変更

探検バクモン - NHK

水曜夜20:15分に変更

100分 de 名著

月曜夜10:35分に変更

NHK プロフェッショナル 仕事の流儀

月曜夜10:25分に変更

世界遺産、日ビ、情熱大陸は変更なしか。まあ情熱大陸なんて適当な放送時間だが。

100分とプロフェッショナルが時間が重なっているとは、どういうことか。ピンチではないか。

まあ、プロフェッショナル、飽きているといえばそうだが。。

次回の記事では、春の新番組でも記載しようと思う。

追記:100分で名著は、水曜の5:30から再放送なので、そちらを録画しよう。

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2016年04月10日

梅が死んでしまうのは、いやですね(大河ドラマ『真田丸』『大阪』の回の感想)

前回、徳川との戦で、妻の梅がドラマでは死んでしまいました。大丈夫だったと思ったあとの、どんでん返しで、ちょっとびっくりな展開でした。

史実では、少々違っていて、生きていたようですね。

結婚後、すえ(漢字は「菊」と表記)という女の子が誕生。真田信繁と父の昌幸は関が原の戦いに敗れた後、二人は徳川家康から今の和歌山県の九度山という場所に配流処分にされます。このとき、梅とすえは一緒に九度山へは行かず、上田で暮らしたという見方が強いですね。

真田幸村(信繁)の妻になる梅とその娘、すえの史実詳細 | 充実lifeハック

なぜ、ドラマでは梅は死ななければならなかったのか?
あくまで推測ですが、次の2点があると思います。

  • 側室がいて、正室がいる主人公は、現代の価値観と異なるため。
  • 側室がいると、ドラマが複雑になるため、簡単にするため。

脚本家や制作側としては、正妻のほかに側室がいると、やはりいろいろな意見がでてくるので、避けたかったのではないか、と思われます。現代では一夫一妻制ですね、日本では。だから、不快だ、とか、感情移入できない、という意見がでてくるのは予想ができます。

ドラマなので、史実に脚色してもいいと思います。三国志演義とかもそうですよね。史実に脚色するのは、1000年近い伝統があると思います。

難しいと思いますが、梅が生き続ける展開もよかったのではないかと思います。昔の風習ではこうだったと理解させればいいのですから。とか、自分がやっていないので、好きなことを言ってしまいました。

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2016年04月05日

おうめーーー! 三谷幸喜何やってんの? 大河ドラマ『真田丸』『決戦』の感想

先週の予告で、戦で黒木華演じるお梅が間一髪で、敵に戦場で狙われて、いやーな感じがしてたんだけど、見たら、藤井隆演じる佐助が飛び道具で襲いかかる敵を倒し、助かった。良かったね。

なーんだ、ヒヤヒヤさせる演出か、浅い、浅いと思っていたら、
戦のあとに敵が逃げて、その巻き添えで、お梅が命を落として、あとで、信繁が見つけるという闇進行。。。

はなーーーーーーーーーーーー!

ひどい、ひどすぎる、酷すぎる、希望がない。

調べたら、まあ、これはフィクションだったらしいので、史実とは違うのだが、酷い。

三谷幸喜は、このドラマで、視聴者の予想を裏切ることを一貫してやっていて、今回もなんだが、やられた。裏をかかれた。

でも、現実っっぽい残酷さだなとも思った。命は儚いもので、すぐ無くなってしまう。

これから、長澤まさみフィーチャーかと思うと、2重に酷いが、大河ドラマ2回めのこの脚本家は、高みを目指そうとしている。次回からは、大阪いったり、ちょっと雰囲気が変わっるぽくて、ゾクゾクして、楽しみである。

あらすじ 第13回「決戦」|NHK大河ドラマ『真田丸』

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2016年04月04日

上島竜兵『人生他力本願』は結構サラリーマンのためになる

ダチョウ倶楽部の上島竜兵が行き方を14歳に向かって指南という本だ。

結構面白い。なかでも、弱い者が生きる術って感じかな。

しかも、芸人の世界で説明するから、わかりやすい。
リーダー、ジモン、志村けん、土田、後輩、有吉などなど、上下左右、いろんな人間関係が語られる。
エピソードはわかりやく、面白い。

ダチョウ倶楽部は、オンリーワンの場所を確立している。そこも素晴らしい。努力論もあるよ。
そして、組織のなかで生きるには。ってところがサラリーマンにも通じる。

芸能界、お笑い界、ダチョウ倶楽部、そのなかで生きていくことがよくわかるんだよね。
一人では生きられない弱者の生き方は、だれでも当てはまる気がするよね。

語り口も面白いよね。
これは口述筆記かもしれないね。

p.18 努力なんて

で、努力はみんなしているから、当たり前だよね、ってところがよかった。

ばかみたいだけど、そう見ると世界が変わって見える。見えないところで、みんなが努力していると思ったら、世界が少し良くなった気がするよね。

49のトピックスについて、竜兵が語る。それだけ持論があるってこと。
ダチョウ倶楽部になるには、相当努力や苦労が必要ってことだね。

人生他力本願 (14歳の世渡り術)

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2016年04月03日

石原千秋『生き延びるための作文教室』を読んだ。学生向けかと思ったら、会社でも応用できる、クビにならない作文術だった。。。


生き延びるための作文教室 (14歳の世渡り術)

中学生向けのこのシリーズだが、アラフォーでも十分面白い。

この本は、イカの内容で、要約されているのですが、

内容紹介

作文とはウソを書くことである! 学校では教えられない、「ふつうでない」作文のすすめ。いつまでみんなと同じこと書いてるの?

内容(「BOOK」データベースより)

いつまでみんなと同じこと書いてるの?個性的に見える書き方を、こっそり教えよう。作文とは、上手にウソをつくことである!学校空間につぶされないための、ふつうでない作文のすすめ。

もう少しいうと、

学校では本音を書いていけない。道徳的なものが正解であり、不正解を書くと、指導になるので、本音を書いてはだめです。
それでも、個性的に見えないといけないので、その方法を教えます、ってことを言っている。
個性的に見えるとは、「ふつうは」こうだが、「しかし」こうなんです、みたいな書き方なんだ。
詳しくは本を読んで欲しい。

そうだよな、と思った。読書感想文とか書けなかったけど、それはこの見えないガラスの壁を薄々気づいていたからだな、とか思った。すらすら、何十枚も感想を書いてた女子とかは、これを知っていたのか、それとも薄っぺらな知性だったのかな。

そして、この作者は、読みを示すことが、まず感想文の前提だと言っている。そうだよね。正しい読みができていること、それを示すのは大事だ。てか、読書感想文って不自由で最悪。
でも、サバイバルだよ学校てのは。ってこと。そこでは更に個性的にならねばならぬ、らしい。正確には、個性的に見せることだった。詳しくは忘れた。たしか、深い読みを示す感じだった。まずは感想文は読みからだよな。書きもパフォーマンスだけど。

これ(不自由な作文)は会社でも言えるよな。まじで、最悪だよ。進捗報告で明確に言ってやりたいよ!
でもサバイバルだ。このサバイバルの中に、精一杯の自由があるのかも。そして、死んでいいと思えたら、不自由は無くなる。作者もこの本はシニカルだと言っていたが、まじでそう。希望がない。しかし、自由の前にまず生きることだよな。

ぼくは、この自由の壁というのは会社でも同じだと思った。自由な発言など不利だ。そういう会社もいつか潰れるから、不自由なガラスの壁を意識して、自由に闘うってのが本筋だろう。

なかなかの良本だった。そうそう、この著者は産経新聞アプリがただだから、文芸批評を読んでいたんだけど、いい感じだよね。


生き延びるための作文教室 (14歳の世渡り術)

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ザ・ノンフィクションの天野貴元の回をみて、自分の行き方を考えた

末期がんの人が将棋に打ち込んでいた。テレビを見たら、そうみえた。

天野さんは元奨励会で、プロにはなれず、それでも将棋を続けていたが、がんになってしまったらしい。

天野貴元アマチュア棋士が年齢30歳で舌の口腔がんで亡くなった闘病生活をザ・ノンフィクション生きて天野貴元30歳で公開【画像】 | 独女ちゃんねる

ここが詳しい。

天野貴元さんは、子供のころから父親の影響で将棋に触れ、6歳で羽生善治名人も所属した八王子将棋クラブに通い始めた。このころから将棋の才能を発揮し、10歳でプロ棋士養成機関「奨励会」に入会し16歳で三段に昇段した。いまや前人未踏の将棋の七冠を達成した羽生名人に「天才少年」と呼ばれるようになる。

しかし、自分の才能を過信し、将棋熱が冷め、プロ棋士になれる才能を持ちながらも挫折、自堕落な生活を送るようになり、プロへの道をあきらめることになる。アマチュアに甘んじ、荒れた生活を送っていたある日、悲劇が襲う。

27歳になった時、舌がはれ上がり、うまく喋れなくなってしまう天野貴元さん。病院で診てもらうと口腔がんと診断され、舌のほとんどを除去をしないと助からないと告げられる。

悲劇と認識してしまう。あるいは、自堕落な生活の結果の悪い結果と思ってしまう。
どうも人間はストーリーに現実を当てはめたがるようだが、ぼくは心が死んでいるせいか、プロになってもがんになったかもしれないなあと思う。この認識から得るものはない。

得たものは?テレビで見ていると、最後の日々に天野さんは将棋にひたすら打ち込んでいた。
他になかったのかもしれない。

その真剣な眼差しこそ、人間が生きる理想形に見えた。
歩くときは視線は険しく、体調が悪くても対局になれば、それは思考している人間の澄んだ眼差しになった。

将棋にどれほどの価値があるかはわからない。コンピュータが人間に勝つ時代が来ている。

がんに侵されても、将棋指しの表情は非常に美しかった。

そのように生きてみたい。

正直に生きたい、逝きたいと思った。

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